流派
2021年07月21日
ブログ
『流派』
マッサージや鍼灸に流派がある、というのはご存知てしょうか。
基本の基本は同じですが、考え方や捉え方が違ったりします。
料理で例えると、素材や切り方は同じでも、過程と完成形が違う、みたいなものです。
…分かりにくいですね笑
ポテトサラダ、と一言にいっても、ジャガイモの種類、マヨネーズの量、塩胡椒の量、玉葱を入れるか、卵を入れるか、ハムかベーコンか、など…
各家庭、作る人によって違うように、流派によってこだわるポイントが違うのです。
他校はどうかは分かりませんが、学校で習う実技には、基本的に流派はありません。
ですが僕が在学中に習った指圧は、関西伝統指圧、という流派でした。
初めて先生の手技を、施術中の美しい姿勢を見た時の衝撃は未だに忘れられません。
軽やかだけど、しっかりとした圧、姿勢は美しく無駄がなく、マッサージにかける時間も長すぎない。
未だに僕の理想は先生の手技だったりします。
近づけた、と思ったら、また納得のいかない部分が出てきたりします。
先生も高齢でしたが、何歳になられても追求されていたのを覚えています。
息子が産まれてから、また未知のウィルスによる脅威が収まらない今、なかなか勉強会にも行けませんが、また事態が落ち着いたら兄弟子の元に顔を出して関西伝統指圧の勉強をしたい、と思っています。