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京都旅行③ 八町続く九十九折

2018年10月30日

朝食をとった場所から車を走らせる事20分。
辿り着いたのは鞍馬寺。

源義経公が牛若丸と呼ばれていた幼少期に修行を積んだとされる鞍馬山です。

こちらの狛犬は変わっていて、なんと虎なんです。カッコいい。

仁王門もあります。

特に信心深いわけでもないのですが、仁王さんや狛犬の写真を撮るのは気がひけて、撮れてません…すみません。

入り口のところに大きな梵字の書かれた石碑があり、そこには『八町』という文字も書かれていました。
これは昔の距離を表す単位らしく、鞍馬寺の本殿までの距離との事。
(十町で約1100メートル)

いざ、清少納言も牛若丸も通ったとされる参道へ!
参道は美しく管理され、ゴミなど見当たらない気持ちの良い道でした。

突き抜けるような青い空を前に、ミンミンゼミとツクツクボウシの合唱を聴きながら連続する九十九折(つづらおり)の山道を登りました。

やがて見えてくるのは由岐神社。
大国主命(おおくにぬしのみこと)と
少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀る社です。
(大国主命は国造りに纏わる神)
(少彦名命は一寸法師のモデルとなった神)

拝殿から見える、大きな、大きな杉が見事でした。

由岐神社がゴールではありません。
まだまだ続く参道を登っていきます。

鞍馬山の登りやすい理由として、参道の随所に様々なチェックポイントがあるからでしょう。

源義経にまつわるものとしては、鬼一法眼(義経公に武芸を教えたとされる陰陽師)を祀る社があったり、義経の供養塔があったりします。

全体図はこちら
http://www.kuramadera.or.jp/annai.html

由岐神社を過ぎた頃には、もうすでに汗だくでした。
タオルや着替えは必須です…
こんなに長い道のりがあるとは知らず、軽い気持ちでした…

ケーブルカーもあったのですが、敢えて乗らずに、義経も清少納言も歩いた道を歩いている、と思うと感慨ひとしお。

…インナーもシャツも汗でビショビショですが(笑)
鞍馬山全体の雰囲気と空気が澄んでいて、心地よかったです。

そしてついに本殿金堂に到着しました。
そこから見える景色は、登った甲斐があったなぁ、と思えるものでした。

お参りを済ませ、奥の院まで進んだ所で引き返すことにしました。

そのまま進むと貴船神社までいけるのですが、帰りの時間やうどんの事もあり、歩いて下山することにしました。

現在でいう岩手県で自刃した、とされる義経ですが、今、その御霊は幼少期を過ごした鞍馬山に帰っている、といいます。

澄んだ空気と不思議な雰囲気があり、修行の山であるのも頷けます。
思いつきで訪れた鞍馬山ですが来て良かったと思いました。

そして車に乗り込み、うどんです。

山登りして汗だくになり、腹ペコです!

烏丸御池にある『いきいきうどん』さん
https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26002609/top_amp/
の『かけうどん』が、僕の大好きなうどんです。

いや、もう『好き』という言葉では表せません…

これから先、沢山のうどんを食べると思います。
ここのうどんより美味しいうどんもあるでしょう。物足りないうどんもあるでしょう。

そう、僕の中ではすでに『いきいきうどん』さん『よりも』美味いか、否か、という『基準』になっているのです!

色は薄いのに味がしっかりとした、おだし。
固過ぎず柔らか過ぎないうどん。
そこに僕は、天かす、刻みネギ、白ゴマ、七味を振りかけます。

あとは啜るのみ。

おだしの風味、
天かすによる油味、
ネギの薬味、
白ゴマ、七味の香り。

それらが混ざると得も言われぬジャンクな旨味へと昇華するのです。

うまい…

このジャンクな味にハマり、京都在住時、多い時には週五日食べてました。

久しぶり(3ヶ月ほど)に好きなうどんを食べれて、大満足な僕は意気揚々と帰路に着きました。

また近いうちに、うどんを食べるだけのために京都へ行きたいくらいです。


あとがき
ブログを書くため、義経公について調べていると、最後は自刃したとされる義経公ですが、一説によると死んでおらず、海を渡ったとありました。

辿り着いたのは、モンゴル。

そこで義経は再び躍動し、のちに『チンギス・ハン』と名乗った、という…

今現在、その説は完全に否定されていますが、何ともロマンのある話です。

そして偶然にも、当ステーションの御利用者様である「大坪様」のモンゴル旅行の様子をブログにまとめさせて頂いております。

未読の方は是非ご覧ください。