京都旅行① 糺の森への誘い
9月4日の台風、9月6日の北海道地震にて被害に遭われました皆様に、心からお見舞い申し上げますと同時に、復旧と復興を心より願っています。
訪問マッサージKEiROW、熊取ステーション
あんま・マッサージ・指圧師、そして新婚の勝元です。
8月25日、26日と妻が連休であると分かり、アレやコレやと話をした結果、
「そうや、京都に行こ」
となりました。
僕はマッサージ師になるべく、京都の学校に通っていました。そして卒業後5年間、京都で暮らしていたのです。詳しくは当ブログ「自己紹介」をご覧ください。
なので京都は僕にとってのアナザー○カイ、もう1つの故郷と言える地なのです。
妻も京都の下鴨神社で開かれているイベントに行きたいらしく、スンナリと決定しました。
高速道路を走行中、妻が言いました。
「なぁ、覚えてる…?」
パートナーがいらっしゃる人はお分かりかと思います。
妻の口から放たれるその一言の重さは、夏の暑さも忘れるほどでした…
「付き合う前、私が食べたい、て言ってたドラ焼きの事…」
ドラ…焼き…?
至急、脳内シナプスを反復横跳びさせましたが、一向に思い出せません。
記憶のカケラに掠りもしませんでした。
その難易度はさながら、完成されたこし餡の中から小豆の姿を探すが如し…
嘘をついても仕方ない。そう判断し、素直に謝りました。
「…ゴメン、全く覚えてない」
「やっぱりな〜。あの時は
『探しといたるよ』
てカッコよく言うてたのに、あれから何も言えへんから忘れてると思った」
と『笑って』くれました。
…新婚だから…でしょうか?
このような場合に対する、先輩の方々からのアドバイス、お待ちしております。
勿論、これからはしっかりと記憶します!
なんなら記録します!
そんなこんなで楽しい車内トークを繰り広げ、ホテルに到着しました。
荷物を降ろし、一息ついた後は勿論…
ドラ焼きの購入です!
ここまで読んで下さった方で、京都のドラ焼きのお店、と言えばもうお判りの方もいらっしゃるかもしれません。
京都の上賀茂神社の近くにある、
『朧八瑞雲堂』(おぼろ やずいうん どう)
さんです!
しかし、そのドラ焼きは数量限定であり、人気店であるため、開店後すぐに売り切れるのだとか…
実際、僕達は3時頃に行ったのですがそのドラ焼きは完売。
残念でしたが、腹ペコであり、目の前に美味しそうな和菓子があれば我慢などする必要なし!
最近お腹が出てきたな…と気になってますが、それも全て夏のせいして、みたらし団子2本、栗と餅が挟まったドラ焼きを購入しました。
ドラ焼きを食べ、
(お目当てのドラ焼きじゃなかったけど、コレも美味しいドラ焼きやん。満足やわ。アレはまた今度でも…)
と思いながら妻の顔を見たら…
「また今度」なんて言えるワケがなかった…
明日の朝に行ってみよう、と話をしながら、僕達はもう1つの妻の楽しみである、イベントへ向かったのでした。
下鴨神社
言わずと知れた京都にある神社です。
その境内は広く、糺の森(ただす の もり)
と呼ばれています。
team Labによって、その糺の森が光に彩られるイベントに行ってきました。
下鴨神社が持つ玄幽たる雰囲気と、歴史と神社に配慮がなされた現代科学による芸術、アートです。
詳しくはこちらhttps://www.teamlab.art/jp/e/shimogamo-lightfestival2018/
百聞は一見にしかず。
僕の拙い文章と写真では伝わらないと思うのでホームページをご覧下さい。
本殿へ向かう参道。
訪れた人々を歓迎し、また、見守るように並ぶ木々とその空間が、不規則に、さまざまな色に変わる、優しい光に彩られていました。
例えばそれは、真っ暗な夜に浮かぶ満月、晩夏の夕焼け、新たな年の始まりである初日の出、帰宅する時に見える家の明かり。
僕はそんな風に感じました。
ちなみに妻にどう感じたか聞くと、
「…風船」と一言。
風船て!
そのまんまやん笑
いや、僕が考えすぎ、というかロマンチック思考すぎるのかもしれません…
このアートに、きっと正しい答えなんてなくて、人それぞれに感じ取るものだと思います。
一緒に訪れた人と感想を言い合えるのも楽しいですね。新たな発見があります。
このイベントは終了してしまいましたが、また催される際には是非、体験してみてください。
ちなみに、「糺す」は「正す」と似た意味がありますが、糺の森と名付けられた理由については諸説あるらしいです。